【例文付き】婚活で相手を傷つけない断り方10選!パターン別に徹底解説
婚活をしていると「お断りされること」「お断りすること」は必然です。自分にあった相手にめぐり逢い幸せをゲットするために「断ること」を避けて通れません。
真剣に婚活をするのであれば、縁のあった相手とはきちんと向き合い、「お断り」も誠意をもってするべき。きちんと断りながら前に進むことは、良い縁を引き寄せることにも繋がります。
今回は、婚活中の断り方についてパターン別にご紹介。相手を不快にさせない対応についても徹底解説します。
お互いに真剣!だからこそ、婚活に【お断り】はつきもの
日常の生活での出会いであれば、仕事仲間や同性同士、異性を問わず、関係が近づいたり離れたりすることにいちいち確認や承諾は必要ありません。婚活は日常の出会いとは異なりお互いが「結婚」を目的として出会っています。
そのため、例外を除いて友達や結婚を目的としない恋愛関係になることはお互いに望んでいないのが前提です。婚活をしていて縁があれば、意識をしっかり集中しその人が結婚相手に相応しいかどうかをお互いに判断する必要があります。
真剣に婚活をしているのであれば、自ずとその判定は真剣なものになり、結婚に結びつかないと判断すればきちんと断るのが婚活をする上でのマナーであり、大切なことといえます。
【重要】婚活で断るときに大切な3つのポイント
婚活では、結婚相手として自分にとってふさわしくないと判断した時点ではっきりと断ることが大切です。男女の相性のことですので、断るという判断自体は悪いことではありませんが、断られる方は多かれ少なかれ傷つきます。
やみくもに断って相手を不快にし無駄な敵を作るのは婚活を進める上では得策ではありません。だからといって、きちんと断ることなく音信不通にしてしまうのは、マナー違反。
上手に断ることでスムーズに関係が終焉すれば、お互い自然と次に進んでいくことができ、いずれ良い縁を引き寄せることにつながります。
断り方次第で、相手の心象は大きく異なることを考慮に入れ、婚活での「お断りの仕方」ポイントについて解説していきます。
傷つけないことが第一!相手を否定しない・責めない
婚活で断る際に、重要なのは「断る」意志を明確に伝えることであり、その判断に至った本当の理由まで言う必要はありません。相手の態度や対応、言動に不満があっての断りであってもそこを具体的に伝えるのはタブー。
「あれがいやだった」「私はそういうのが嫌い」など、相手を責めるようなことも断りの言葉に添える必要はありません。
断る相手とは今後関係を深めるわけではないので、こちらが不快に感じたことを伝えて、それを直してもらう必要はないのです。
また、相手の立場で考えた場合、「断られる」ということ自体、ショックなこと。その傷をわざわざ広げるようなことはしないのが婚活で断る際のマナーです。
相手が次に進むためにも!言うタイミングは早めに
婚活をしている場合、状況によっては何人かと同時進行でやり取りをすることがあります。それはお互い様ですので、本交際前であればあり得ること。但しその状況は、あまり長引かせるべきではありません。
キープの状態は相手の時間を奪う行為ですので、これ以上進みそうにないと判断した時点で、速やかに「お断り」を伝えるようにしましょう。
キープ期間を長引かせると、相手はそれだけ期待し、また執着もします。それによって関係を断ち切るのが面倒になることも。
時間が勝負の婚活では相手の時間を大切にすることが自分の時間を無駄にしないことにつながります。早い段階で、きちんと断ることで相手の傷は小さく済み、次に進みやすくなるといえます。
やんわりすぎるのはNG!しつこくアピールされることも
婚活では、やんわり断るよりはっきり断ることをおすすめします。
相手の性格によっては、察しの良い人もいますが関係の浅い段階ではそこまで見抜くのは難しいところ。「時間がない」「今は忙しい」という断り方ではなく、やり取りを終了したいということをはっきり伝えるのがマスト。
同様に、連絡の頻度を減らしたり、未読・既読スルーも、人によって捉え方が異なりますので、相手に伝わり難い断り方なのでNGです。遠回しな表現で断っているつもりでも、アプローチする側からすると、はっきりと断られるまでは希望を持ってしまうもの。
シンプルに、これ以上関係を進めることはできないことを伝えるようにしましょう。
【パターン別】婚活で相手を傷つけない断り方10選
婚活では「はっきり断る」がセオリーですが、相手との関係の進捗具合や、断ると判断した理由によって微妙にその対応が異なります。
相手を傷つけず、納得させて断る方法を状況と事例別に具体的に解説します。
相手に会った【回数】で変えよう!断り方4パターン
人間関係は実際に会った回数や、やり取りをした内容の密度によって相手への思い入れ具合が違ってきます。
単にメッセージで軽い会話をしただけの場合と、実際に会って何度かデートをした場合では断り方も変わってくるのが通常です。定型文を貼り付けるように誰にでも同じ断り方をしていては、相手を傷つけることに。
相手との進捗状況別断り方の具体例をご紹介します。
①【会う前】LINEやメールで簡潔に伝えよう
マッチングアプリなどで出会い、ネット上のメッセージだけの関係の場合は、やり取りをしたメッセージツールを使って簡潔に断りの意志を伝えましょう。
「婚活を辞める」などの理由で断ると、その後自分の活動がしにくくなるのでおすすめできません。
まだ実際に会ったことがなく、短期間のやり取りであればお互いに関する情報も少ないのが通常です。
少ない情報を元に「合わない」と判断されたとなると相手も納得がいきません。居住地が遠い、なども最初のプロフィールの段階で分かってますので、もやもや感を与えます。
あくまでこちらの理由で断るというのがスマート。「他に気になる人がいるのでごめんなさい」など、相手に問題があるのではなく、タイミングが合わないと解釈してもらうようにするのがスムーズです。
②【1回】知らない部分もまだ多い!フィーリングを理由に
メッセージのやり取りを経て、実際に1度会ったもののなんだか違うなと感じることがあります。
メッセージだけでも何度かラリーをすれば人柄はなんとなくわかります。実際に1度会えばメッセージだけだったときよりもはっきりと、アリかどうかの見通しがつくことは少なくありません。
1度会ったものの「ナシ」と判断した場合の断りは、細かな理由は並べずフィーリングの不一致で押し通しましょう。「お付き合いには至らないと感じました」と言えば、「どこがですか?」と聞いて来られることは滅多にありません。
ちなみに、メッセージのやり取りのみの段階、1度会っただけの段階で、相手がフェードアウトの兆しを見せている若しくはこちらの出方を伺っているようであれば、それにのってフェードアウトで問題ありません。
③【2~3回】会ってくれたことへの感謝を忘れずに!
婚活で出会い、2~3回二人きりで会っているようであれば基本的にお互い相手を気に入っていて、交際の前段階まで進んでいることはほぼ間違いありません。
その段階で断る場合は、まずは時間を割いてくれたことへの感謝をしっかり伝えましょう。その上で、相手のせいではない具体的な理由を添えるのがベター。
2~3回会い、加えてその間にメッセージのやり取りをしているのであれば大まかな相手の好みや行動パターンなどはわかってきます。「お休みが合わないので、続けて行くのが難しい」「(物理的に)距離が遠いのがネック。」など。
会う前の段階では、どうにかなると思っていた物理的壁が、実際に実行してみると難しかった等を丁寧に相手に伝えましょう。相手の立場に立って感謝を込めて断るのがマナーです。
④【4回以上】真剣に結婚を考えた結果について丁寧に!
婚活で出会い4回以上デートをしていた場合、できるだけ早く結婚を前提に交際を申し込むか断るかのどちらかに決める必要があります。
相手から交際を申し込まれて保留にしている場合は、速やかに返事をする必要がありますし、なんとなく続いている場合はどうするべきか相手も決めかねているのかもしれません。
婚活において宙ぶらりんの状態はお互いにとって百害あって一利なし。こちらの気持ちが「NO」であればきちんとそれを相手に伝えましょう。
「(自分が考えていた)結婚観と違うと感じる」など、相手との結婚をきちんと考えた上での断りであることを真摯に伝えましょう。
断りたいと思う【理由】はさまざま!断り方6パターン
婚活をしていて断りたいと思う理由は千差万別。小さなことから大きなことまでさまざまです。理由がなんであれ、断られる側にとっては気分のよいものではありません。
相手の気持ちの傷を最小限に留めるためにも、断りたいと思った本当の理由をそのまま述べるのではなく上手にそれとなく伝えるのがおすすめです。
具体的な事例を挙げて上手な断り文句をご紹介します。
⑤【外見】傷つけないように他の理由に置き換えよう!
顔の造作や体形は持って生まれたもので努力で変えられるものではありません。洋服や髪型のセンスも、本人の個人的な好みで形成されているので、それを他人が指摘すべきではありません。
とはいえ、外見の好みは人によって程度の差はあれ重要です。自分の好みではないと感じた時点で、それ以上前に進むことはなかなか難しいもの。
外見が気に入らない場合は、「フィーリング」という言葉に置き換えて相手に伝えましょう。
相手の匂いや表情がなんとなく気に入らないのも「フィーリング」のせい。変えようのないもの、合せようのないものは一括してフィーリングが合わないで通すのがベターです。
⑥【年齢】相手の年齢を言うのはNG!自分の年齢を理由にしよう
外見同様、年齢も自分の力で修正できるものではありません。「20代(or30代)の方が良いので」と断られた相手にすれば、「こちらだってもっと若い方が良いに決まってる」と憤慨している可能性は充分あります。
年齢が断りの理由であれば、自分の方に問題があるということで相手に説明するのが無難。
「友達関係のような夫婦になりたいので年齢が近い人が合うように思います」「(自分の)行動や考えが同年代に比べて子どもっぽいので、年上の方とは釣り合わないと感じました」など。
大げさに自分を卑下する必要は全くありませんが、現在の自分には釣り合わないと感じているという理由であれば、相手も必要以上に不快に感じずにすみます。
⑦【性格】自分では相手に合わない・困らせてしまうかもと伝えよう
友達として付き合う場合や恋人関係に留まるなら、相手の良い部分だけをみてやっていくということも出来なくはないでしょう。結婚という土俵で考えた場合、性格の不一致は破滅に繋がる可能性も高い重要事項です。
具体的には、プライベートは家でのんびりしたいタイプと、外出がしたいタイプ。仕事にのめり込んでいる間は放っておいて欲しいタイプと、いつ何時もかまっていて欲しいタイプなど。
それは価値観の不一致とも言われ離婚理由の上位にランキングしています。
「四六時中一緒にいたいと考える質なので、困らせてしまうことになりそうです」など。長いスパンで考えるとお互いのストレスになりそうな価値観の違いがあることを説明すれば、相手もそのことについてしっかり考え自分で結論を導きやすくなります。
⑧【仕草】伝えるのは難しい!他に良い人ができたでもOK
仕草やクセ、相手のたたずまいなどは、好きになればそれが魅力になりますが、気に入らないとなるとそれを見るだけでいらいらしてしまう原因に。
しかしながら、婚活で出会い、まだ関係の浅い相手の仕草にNGを出すのは失礼です。相手によっては本気で怒らせてしまうこともあり得ます。
仕草や言葉選びが気に入らない、断りの理由になるパターンは、あえてそのことには触れず、「他に好きな人ができた」で通しておきましょう。
他の理由の場合も同様ですが、上手に伝えるのが難しい理由で断るときに「他に気になる人、好きな人がいる」というフレーズを使えば角が立ちにくいといえます。
⑨【条件】シンプルに!自分の結婚観と異なることだけ伝えよう
スペックやライフスタイル、取り巻く状況など、プロフィールの段階で知ってはいても、実際に会って話しをしてみると、自分が考えていたのとは違うなと感じることがあります。
違うけれど、許容できるということもあればそれが断りの理由となることも。
休日がすれ違うということは知っていたが、仕事の日も毎日遅くまで残業で予定を合すのが難しい。バツイチであることは知っていたが、元妻と子どもがすぐ近くに住んでいて毎週末に子どもに会っているなど。
実際に聞いてわかった「条件」に違和感を感じ、違うなと思った場合は具体的な点を指摘せず、「こちらが描いている結婚観、人生観と合わないようです」とシンプルに告げましょう。
具体的な理由を言うと相手を不快にさせたり、逆にその部分だけをクリアすればうまく行くと思わせてしまうこともあります。あくまでシンプルにがポイントです。
⑩【仕事】時間や休日が合わず、会いづらいこと理由に!
働き盛りの世代であれば、本当に忙しく寝る間を惜しんで仕事をしている人も珍しくありません。次から次へと仕事が舞い込めば、会うことはもちろんメッセージのやり取りも頻繁にするのは難しいということも。
それでもその人が良いと思うのでなければ、それらは断りの理由として使えます。会うこと、メッセージを重ねることが出来なければ相手を知ることができないし、交際につなげることもその先の結婚につながることも難しいといえば、相手は納得せざるを得ません。
まとめ│断る場合も丁寧に対応しよう!
婚活での上手な断り方を、タイプ別、状況別に具体例を挙げてご紹介しました。
婚活を進めていると、断ることは避けては通れません。自分に合った相手とめぐり逢い幸せを掴むためには、縁のあった人それぞれと真摯に向き合い的確な判断をしていくことが必要です。
縁のあった相手を尊重し、断る場合も丁寧に対応していくことが良い縁を引き寄せることにつながります。断り上手になることは婚活必勝の必須条件。上手に縁を循環させて幸せをつかみましょう。